寿司図鑑 177貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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ホウボウ
ほうぼう / ホウボウ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
秋から春にかけてホウボウがうまくなる。これはホウボウの産卵期が初夏であるためだろう。それは桜が散って、そうだなそろそろ近所の雑木林の若葉が光り始め時期だったろうか。「ホウボウがね、好きなんだよね。それでついつい仕入れて、残ると自宅で肴にするわけ」と言ったのは渡辺隆之さん(『市場寿司 たか』)。逆に「そんなに刺うまいかな」というと、すぐに出てきたのが2かんなんである。一見、鈍い色合いで、期待しないで口に放り込むと、いきなり居住まいを正したくなるような衝撃的なうまさがきた。その鈍い色合いが脂であって、微かな甘みでもあるらしい。適度に柔らかな身がすし飯を包むようだ。9月を待ってまた2かん。まだまだ脂ののりがイマイチであるが、味わいは春の盛時を思わせる。
寿司ネタ(made of)
ホウボウ
Bluefin searobin
胸鰭が翼状で美しいこと、鳴く魚としても有名で、大きな鰾(鳴き袋)でゴーゴー、グッグと・・・・
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