寿司図鑑 269貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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ヒメエゾボラモドキ
ひめえぞぼらもどき / ヒメエゾボラモドキ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
市場などで「つぶ」と呼ばれているのは、ほとんどがエゾバイ科の巻き貝。北の貝というイメージ通りほとんどは北海道や東北日本海などが産地だ。そのなかでもっとも南でとれるのがヒメエゾボラモドキというわけのわからん名をもっている貝。これは主に東京湾以南の深海にいるのだけれど、あまり量がとれないので産地だけで消費されている。これなど刺身もなるし、酒蒸しでもうまいし、もっともっと評価されて値が上がってもいいだろうに今のところ目立たぬ存在でしかない。寿司職人の渡辺隆之さんも「これ“まつぶ(エゾボラ)”のちっこいヤツかな」なんて似てもいないのに言う。しかも、たかさん、巻き貝を握るのが苦手である。出来上がったものは、刺身がうまいのだから握りも悪くない。そしてたかさんが評するに「これだけ硬いと寿司には合わない」と言うのだ。このへんは寿司職人らしくていいのだけれど、「こんな寿司もあり」だと思う。
寿司ネタ(made of)
ヒメエゾボラモドキ
Whelk
北海道のエゾボラ、エゾボラモドキの系統のひとつ。このエゾボラ属は生食(刺身)などに向いている。
「真つぶ(エゾボラ)」と同様に食べられるが小型で量がまとまらないので、ほとんど一般には知られて・・・・
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