寿司図鑑 275貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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伊豆笠子/イズカサゴ
いずかさこ / イズカサゴ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
冬に旬を向かえるものにイズカサゴがある。相模湾では「鬼かさご」と呼ばれ冬の釣りものとしてつとに有名である。この「鬼かさご」がうまいのは市場でも知らぬ人はいない。その旨さの評価は値段にも現れているのだ。見事なイズカサゴを見ながら、値段を見ていつも諦めてしまう。それでも手頃でしかも鮮度のいいのは週中にくる。これは飲食店などが買い控えるときなので値が落ちているのだ。そんなときこそエイヤ! と買ってしまう。例によって、寿司職人のたかさんは魚の皮を生かすのを嫌う。これはすし飯と合わせて皮が硬くて邪魔になると考えているからである。イズカサゴのいちばんうまいところが皮下なのだが。無造作に目の前に置かれた2かん。この身にジワリと脂がある。そしてそれが甘いのだ。皮にこだわらないで出来上がった握りは、当然すし飯との相性もよく、満足至極。来年はイズカサゴの値に一喜一憂しないでポンっと買ってみたいものだと思う。
寿司ネタ(made of)
イズカサゴ
Scorpionfish
底曳き網、釣り、刺し網な・・・・
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