寿司図鑑 285貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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イラ
いら / イラ


イラはベラの仲間としては体高が高く、あまり遠からぬ縁のブダイと混同されている。
また夏にはあまりうまい魚だとは思えないのもブダイと似ていなくもない。
そのうまさがのってきた厳寒のイラを握りにする。
このイラ、昨年の夏に持ち込んで寿司職人の、たかさんに顰蹙を買っているので今回は満を持した。
これがいい味なのだ。白身魚としては比類の旨さと皮下に脂があり、握りにして抜群にいい。
「これが旬というのかね。本当に同じ魚とは思えない」
「また、こんな魚握らせてー」と愚痴りながらもたかさんの評価も高い。
イラの語源はなんだろう? 「いらいらするからじゃないの」とはたかさんの説なり。
寿司ネタ(made of)
イラ
Wrasse, Tuskfish
バラ科のなかでもイラ属はとりわけ味がいいので、九州など産地では盛んに食べられている。関東などでも本種・・・・
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