寿司図鑑 291貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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飯蛸/イイダコ
いいだこ / イイダコ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
寒くなってくると飯をいっぱい頭(?)にため込んでうまくなるのがイイダコである。走りの1月中旬くらいまではオスメス混じりで大ざっぱな形で市場に来るのだが、これから先はオスメス別になって入荷してくる。当然、高いのはメス。オスは「捨て値」でしかない。「イイダコは握ったことがないよ」という、たかさんと考えて煮つけることにする。煮つけたイイダコは絶品なのである。「これならイケルだろう」と思った握りが今ひとつなのだ。煮つけたイイダコは軟らかく旨味もある。そして何より「飯」がうまい。それなのにすし飯と合わないのだ。イイダコの弾力がすし飯と混ざり合わない、イイダコだけの味わいで終始してまとまりがないのだ。もっとイイダコを軟らかく煮上げるべきかも知れない。
寿司ネタ(made of)
イイダコ
Ocellated octopus,Poulp
春の季語歳時記にもあるごとく、国内でもっとも愛されている小型のタコ。
「いい」とは「飯」のことで春に飯粒状の子を持つことからこの名がある。・・・・
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