寿司図鑑 370貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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尻焼烏賊/シリヤケイカ
しりやけいか / シリヤケイカ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
関東で墨いかと呼ばれるコウイカは江戸前握りの定番とも言えるだう。そしてそのコウイカに混ざって入荷してくるのがシリヤケイカである。活け水槽などで両種仲良く泳いでいるのをたまに見かけるが、市場ではどうも両種を区別するほどに違いを見いだしていない模様だ。当然、コウイカと味わいは似ている。ほとんど同じだという人もいるが、比べるとややシリヤケイカの方が軟らかいのではないだろうか。さて、今回のシリヤケイカは三河湾一色のもの。持ち帰って皮をむいて『市場寿司 たか』に持ち込んのはとれてから二日目。「ちょっと身が白く濁っちゃって」と言うと、たかさんは2切れ小皿にいれてくれる。「いい味だね。甘味があるじゃない。そりゃ鮮度的には今イチだけどネタとしてはぜんぜん問題ないよ。甘味が強いし、身がムチっとしてる」。確かに刺身で食べても、そのムチっとした食感がいいし、なによりも甘い。これを握りにして、そ?りゃうまいはずである。イカばかりは新しいほどうまい、と思っていた。これも「正解」ではないらしい。
寿司ネタ(made of)
シリヤケイカ
英名/Cuttlefish
コウイカと同様内湾性で、混ざってとれることも少なくない。コウイカよりも味・・・・
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