寿司図鑑 447貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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平鱸/ヒラスズキ
ひらすずき / ヒラスズキ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
寿司職人の渡邊隆之さんはスズキが好きなのである。これは珍しい部類だ。職人でも「スズキは握らない」という人も多く、好んで使う人はまずいないだろう。
スズキが好きな理由は、
「身に少しクセがあるだろ。これが寿司ネタとしての個性。前に言ったことがあると思うけど、青柳でもこはだでも個性があるから寿司ネタとして優秀なんだ」
ということで同じスズキ科スズキ属のヒラスズキは個性、クセのなさから「スズキほどには好きじゃない」と言うことになる。
「だけど白身としてはいいよね。メダイよりも身はしっかりしているし透明感があるし」
今回のものは平塚の定置網に入ったもの。鮮度はいいものの型が小さい。それでも旨味は充分に感じられるし、身がしっとりしているのは脂があるということ。
「あとね。どうしてヒラスズキって高いんだろうね。スズキの倍だろ。あれが気にくわないの」
やはり、プロはそうなる。白身魚としては絶品。でもついついスズキと比べてしまうわけだ。
寿司ネタ(made of)
ヒラスズキ
Blackfin seabass
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