寿司図鑑 1117貫目
アオリイカの新いかのあぶり
あおりいかのしんいかのにぎり / アオリイカ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
秋になって小振りのアオリイカが入荷してきた。これもコウイカと同じく「新いか」と呼ぶべきだろう。たかさんが切りつけると、比較的軟らかく、身に透明感がある。
一口味見した後で、握りにしてその上からバーナーであぶって出してくれた。
目の前に来たときからイカのうまそうな匂いがただよってくる。
口に放り込むと生温かく、すし飯の温かみと同じくらいの温度である。
この温度が同じというのが、実に一かんのすしとして統一感を感じる。
一体感があるのだ。たかさんの「生そのままはもの足りない」から少しだけ仕事したのが生きる。美味しいなーー、これ。
「おーいたかさん、もう一かん」。
寿司ネタ(made of)
アオリイカ
Bigfin reef squid, Broad squid
非常に大きくなり鰭が外套長(胴)の90%以上に及び全体に円形に近いシロイカ型と、形はシロイカ型に近いが体色が赤みを帯びるアカイカ型、見た目はシロイカ型に近いが外套長12cmほどにしかならないクワイカ型・・・・
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