寿司図鑑 831貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。

障泥烏賊/アオリイカ(シロイカ型)

あおりいか(しろいかがた) / アオリイカ
障泥烏賊/アオリイカ(シロイカ型)
握り

徳島中央卸売市場『榎本兵』で、あまりに安いのでアオリイカを衝動買いしてしまった。
1キロ上の大型なのに2千円以下とは、関東の市場では考えられない。
しかもどう見ても大型になるシロイカ型のアオリなのである。
アオリイカはアカイカ型、クワイカ型、シロイカ型の3つに分かれたが、この味わいの違いはわからない。
ただし、身の分厚さからして、大きいほど味がいいということではいちばん大型になるシロイカ型がもっともうまいに違いない。

夏のイカという感のあるアオリイカの冬の味を確かめるのも面白いだろう。
下ろして広げた胴が大きい。
分厚い身に透明感が残っている。
水揚げしたものをすぐに競り落とし、翌日にきたのだから鮮度の良さは申し分ない。
問題は皮がなかなかむけないこと。
真新しい布巾で丁寧に丁寧に剥く。

刺身の味わいはさすがイカの王様なのである。
シコっとした食感より先に甘みがくる。
そして旨みがじわじわと押し寄せてくるのだ。
アオリイカはイカの中でももっとも呈味成分が多いとされる。
それをまさに感じているわけだ。

そして、翌日になっても刺身のうまさは変わらない。
『市場寿司 たか』に持ち込んで、中一日たったアオリイカのうまさにちょっと感動。
たかさんともども「アオリイカが高いのは当然だね」なんていいながらうなずくしかない。
この厚みのあるネタが適度にかみ切れて、すし飯との相性もいいとは不思議だね。
後は長々と続く甘みと旨みに、もう一かん食べてくなる。

寿司ネタ(made of)

アオリイカ
Bigfin reef squid, Broad squid

アオリイカ
温帯域から熱帯域、南半球にも生息する。非常に大きくなり鰭が外套長(胴)の90%以上に及び全体に円形に近いシロイカ型と、形はシロイカ型に近いが体色が赤みを帯びるアカイカ型、見た目はシロイカ型に近いが外套長12cmほどにしかならないクワイカ型の・・・・
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