寿司図鑑 1402貫目
カワハギの握り
かわはぎのにぎり / カワハギ


すし職人、渡辺隆之さんは「活のカワハギは身自体にうま味があるので、そのままつける方がいい」という。食べ方は、「お好きなように」だがここではすだちをしぼり、塩で食べてみた。
カワハギとすし飯の馴染みはイマイチで、種だけが口に残ってしまうのが難点だが、活魚の弾力と生きている身のうまさが堪能できる。またすだちなど柑橘類との相性が非常にいい。
面白いのはまだ死後硬直もしていないのに、甘味が強いことだ。
ついつい数をつまんで、1尾くらいは食べ尽くすことが出来る、そんなうまさである。
寿司ネタ(made of)
カワハギ
Threadsail filefish
全国的に高値のつく魚だった。養殖も行われているが近年、高騰して高級魚とな・・・・
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