寿司図鑑 137貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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皮剥/カワハギ
かわはぎ / カワハギ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
7月の終わりの日、「今のカワハギはうもうないでよ」、腹から卵をはみ出させた大振りのカワハギを前にして徳島県阿南市の漁師さんが呟く。その通りで木の芽どきから夏の初めにかけてのカワハギはどうにも箸が動かない。それが8月の声を聞いてツバメが2回目の子育てに入る頃になると身が張ってきてどんどんうまくなってくる。カワハギは肝がなくてはダメだねというが、暑苦しいときには透明感のある白身がなんともすがすがしい。これを捨て置く手はない。「まだ早くないかな」という、たかさんにさっそく握ってもらったのがコレ。やはり肝は小さく水っぽいがないよりはましとのせる。「いい味してるね。夏のカワハギもありかな」と、たかさん。その通りで身に弾力がある。そして噛むと旨味があり甘味を感じると同時にすし飯が混ざり込む。素直に「おいしい」と感激できる夏カワハギの握りである。
寿司ネタ(made of)
カワハギ
Threadsail filefish
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