寿司図鑑 341貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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ベニズワイガニのメス
べにずわいがにのめす / ベニズワイガニ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
ベニズワイというのは一昔前までは日本海特産であった。しかもズワイガニの偽物なんて言われて一段下がる位置にあったように思う。これが太平洋側でも盛んにとれるし、また私的には味わいはカニの中でも屈指のものだと考えている。すなわちズワイガニの仲間をとっても状況は年々変わってきているのだ。さてこのベニズワイでも主に入荷してくるのはオスの大きい方である。メスはめったにお目にかかれない。それがある日、ぽつんと一箱入荷してきた。当然、手早くゆで上げて握りに仕立ててみました。これが美人なんですね色合いといい、また味わいといい。「おひなさんにピッタリのきれいな握りだね」とたかさんの弁を待つまでもなく食うのが惜しい。でも「ごめんね」といいながらパクリ。ベニズワイの身の甘味があり、そこに内子の濃厚な旨味がトンと舌を打つ。そしてすし飯もちゃーんと活躍して、「うまいな、ベニ子ちゃん」。
寿司ネタ(made of)
ベニズワイガニ
英名/Red snow crab, Red tanner crab
戦後になり漁が開始されたもの。日本海、東北太平洋側、北海道などでズワイガニよりも深い場所にいて、カゴ漁などでとっている。普通のカニと違って生の時点で赤いのが特徴。
一時は非常にたくさんとれ、剥き身など・・・・
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