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「潮野あかね」とはなんなの？　かな。
　「あかね」とは「茜」のことだから、甘エビ（ホッコクアカエビ）の色を差しているにしても、苗字が理解不能だ。
　また冷凍甘エビの名前にしては秘密の花園めいて、恐いような命名ではないか。


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　こんな不思議なものを考え出すのはエビの流通世界ではこの男しかいないだろう。
　日常生活ではジュン部長、ネル次長、ピナ課長（この３羽の名前も変だぞ）という厄介な管理職に日々仕える木枯らし平社員殿。
　宮木屋さん、その人だ。
　そうだ「潮野」とは宮木屋さんの初恋の人の名前に違いない。

　この三方のお偉いさん、毎日そこらを飛び回って、平社員殿をこき使っているようだから、きっと毎日お疲れだと思う。
　それなのに「潮野あかね」ちゃんなんて不思議な商品を生み出す才能は何処より出てくるのだ。
　まことに不思議で変わった人らしい。

　さて木枯らし平社員さんとは金沢で初めて会った。
　それまではネット上だけのおつき合い。
　この辺りの話は別項に書くとして、さて「潮野あかね」だけど、解凍して持ち込んだのは『市場寿司　たか』。

　まずはプロに食べてもらう。
　これがまことに好反応だった。
「冷凍物としてはいい方じゃない」
　隣の中華料理屋である『さくら』夫婦にも分けて味見してもらったら、また好評であった。
　不思議なことに味が濃い。
　食感が生きている、のはどうしてだろう。
　たかさん、どんどん握ってくれるのだけど、それがうまい。
　五かん食べても、飽きませんなー。

　ちなみにこの時点で「潮野あかね」の秘密は見ていない。
　握りにして甘味があって、うまかったので、実はもう一品試してみた。
　それは、またまた別項に書く。
　追伸、流通の世界で「潮野あかね」を見つけた方、即買い！　なのだ。

赤えびエイト
http://akaebi8.exblog.jp/
潮野あかねの秘密
http://akaebi8.exblog.jp/7425025/