寿司図鑑 721貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。

白鱚/シロギス

しろぎす / シロギス
白鱚/シロギス
握り

雑誌『つり丸』の最新号を見ていたら、「相模湾シロギス解禁」の速報が載っている。
 懐かしいな解禁日の相模湾に乗り出さなくなって久しい。
 それでちょっと前のデータなのだけど、昨年暮れのシロギスをとりあげる。

 ご近所に住む釣り師のホイチョさんからいただいたもの。
 とれたところが三浦半島の某所だという。
 市場に売っているものとの違いは歴然。
 まったく別の魚のように見える。

 たかさんとホイチョ君に感謝しながら一かんずつ食べてみる。
「うううん、シコっとしてるよね。これうまいね」
「そうだな。甘みもあるよな」
 シロギスは何度食べてもうまいとしか表現のしようがない。

 釣ったばかりのシロギスを食べて「うまかった」、こりゃ目出度し目出度しですね。
 で、終わらないところが『寿司図鑑』の本領なのだ。
 翌日、ネタケースの中を見ていると、まだシロギスが二かん分残っているではないか?
 昨日の透明感は消え去っているものの、妙に惹かれる。
「これ握ってよ」
「ええ? やっぱり気がついた」

 すぐに「ほらよ」と目の前に来たのが、うまかったのなんのって、名状しがたい。
 確かに食感は悪くなっている。
 その分、増えたのが甘みと旨味であって、「ええ、シロギスってこんなにうまかったっけ?」。
「たかさん信じられないくらいにうまいんだけど」
「そうだろ、オレも朝方食べてみて驚いたんだ。
 お客には出したくないくらいにうまいよね」
 だめだめ、すし屋はお客様第一でいかなければ。

つり丸
http://www.tsurimaru.com/

寿司ネタ(made of)

シロギス
Japanese sillago

シロギス
琉球列島をのぞく日本各地で水揚げがある。小型魚ではあるが、高級魚で関東などではスーパーや魚屋さんでは売られることは希。
東京では江戸時代から打瀬舟などで漁獲していて、江戸前天ぷら種としてなくてはならないもの。都内では古くから需要の高い魚で近・・・・
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