寿司図鑑 44貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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きす/シロギス
きす / シロギス
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
こまったのはシロギスのことを語るときに尋常な気持ちではいられないのだ。なぜなら1月に始まる相模湾のシロギス釣りがあり、これに一時期のめり込んでしまっていた。夢にまで見るというのは間違いなく本当の話で、ときにシロギスの当たりを布団のなかで楽しんでいたものだ。シロギスは寒い時期には肌がざらりとして脂がなく、当然うまいものではない。これが若葉が芽吹いて、ときに蒸し暑い日々が続くと脂がのり、どんどんうまくなる。寿司ネタとして使われるのもこの時期である。これが7月、8月ともなると産卵が盛期になり、とうぜん味が落ちてくる。「やっぱりシロギスはいいね」とは『市場寿司 たか」のたかさん。目が覚めるような美しい白身にとろんと脂がある。甘くそしてうまいな!
寿司ネタ(made of)
シロギス
Japanese sillago
東京では江戸時代から打瀬舟などで漁獲していて、江戸前天ぷら種としてなくてはならないもの。都内では古くから需要の高・・・・
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