寿司図鑑 1005貫目
かんぴょう巻き鉄砲
かんぴょうまきてっぽう / スサビノリ
握り nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
かんぴょうの細巻きを、別名「鉄砲」、「鉄砲巻き」という。
由来・語源は「見た目でわかるだろう」と年配のすし職人が言うが、たぶんひねりはないのだろう。
「鉄砲ってくらいだから二本に切るよ」
六つ切りにする細長いかんぴょう巻きを二つに切る。まさに銃身を思わせるものが目の前にきた。
たしかに「らしい」ものに思える。近年、「若い職人は鉄砲は使わない」とのこと。
さて、海苔とかんぴょうは出合いのものである。お互いの味の個性を殺さない。むしろ生かしてくれる。
おだやかな胃の腑にもやさしい一かんである。
寿司ネタ(made of)
スサビノリ
Nori
本種はもともとは東北地方や北海道の岩礁域の潮間帯に群生していた。・・・・
市場魚貝類図鑑で続きを読む⇒