寿司図鑑 1685貫目
滋賀県長浜市『てんねんや』の鮒寿司の飯
しがけんながはまし『てんねんや』のふなずしのめし /


握り nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
正式な呼び名はわからない。初めて手に入れたのはかなり前のことだが、最初これが独立した、すし(食べ物)だと思わなかった。
滋賀県高島市で会った方にふなずしの話を聞いたとき、「いますしはないけど、飯はある」と言われてもらってきたのだ。
その老人は、昔は「これを食べたら風邪をひかん」と言って、風邪気味のときに食わされたという。
子供が風邪薬の代わりに食べさせられたらいやだったらしい。
そのときまで、「ふなずし」を作るときの飯が、独立した形で利用されているとは思いもしなかった。
ついでに言えば、滋賀県ではどこにでも売られているものだ、ということは、遙か後になってわかったことだ。
なかなかこの1980年代の出来事が思い出せないでいたのもある。
さて、ニゴロブナの「ふなずし」の飯は「酸味のある飯」そのものだが、独特の味わいというか、うま味がある。
ボク好みの味だし、食べていると乳酸菌のためか、お腹にいい。
滋賀県に行ったら必ず買うといったものである。
今回の『てんねんや』の飯も同じようにおいしいけど、比較的発酵が低いようで、山椒がきいていて味が軽い。
ちなみに「なれずし」と言っても滋賀県の「ふなずし」の多くが麹も使っている。
今回ものも、麹の甘さがある。
滋賀県高島市で会った方にふなずしの話を聞いたとき、「いますしはないけど、飯はある」と言われてもらってきたのだ。
その老人は、昔は「これを食べたら風邪をひかん」と言って、風邪気味のときに食わされたという。
子供が風邪薬の代わりに食べさせられたらいやだったらしい。
そのときまで、「ふなずし」を作るときの飯が、独立した形で利用されているとは思いもしなかった。
ついでに言えば、滋賀県ではどこにでも売られているものだ、ということは、遙か後になってわかったことだ。
なかなかこの1980年代の出来事が思い出せないでいたのもある。
さて、ニゴロブナの「ふなずし」の飯は「酸味のある飯」そのものだが、独特の味わいというか、うま味がある。
ボク好みの味だし、食べていると乳酸菌のためか、お腹にいい。
滋賀県に行ったら必ず買うといったものである。
今回の『てんねんや』の飯も同じようにおいしいけど、比較的発酵が低いようで、山椒がきいていて味が軽い。
ちなみに「なれずし」と言っても滋賀県の「ふなずし」の多くが麹も使っている。
今回ものも、麹の甘さがある。
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