寿司図鑑 1188貫目
生しらす軍艦巻き
なましらすぐんかんまき / カタクチイワシ
握り nigiri軍艦巻 Gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
早朝、静岡県沼津魚市場で深海魚の水揚げを見て、ついでに朝どれの「生しらす」を買い込む。もともとしらすを生で食べる地域は昔は少なかったと思うが、近年全国的なものとなっている。そのなかにあって、ボクの記憶ではもっとも古くから「生しらす」を食べていたのが静岡県である。1970年代の後半、初めて静岡に行ったときに見た、魚店の「生しらすあります」の文字が記憶に残る。
さて、昼過ぎに八王子の『市場寿司』にたどりついて、軍艦巻きにしてもらう。
わけぎを切り、しょうがをのせて出てきた軍艦巻きのなかの、しらすにまだ透明感が残している。口に放り込むとぷりぷりとした食感が心地よく、うま味と苦みが口に広がる。その味の洪水をまとめるのがすし飯なのだが、絶妙なバランスで、うまいのなんのって。
たかさんも口に放り込んで、
「生しらすがこんなにうまいなんて知らなかったね。明日も沼津に行ってきなよ」
2012年05月10日
寿司ネタ(made of)
カタクチイワシ
Japanese anchovy, Half mouth sardine
また、国内ではマイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシを「・・・・
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