寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
沼津『双葉ずし』で駿河湾の2かん/サクラエビ・生しらす
さくらえび・なましらす / カタクチイワシ & サクラエビ
握り nigiri軍艦巻 Gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
沼津に行って来た。
最近では第二の故郷のような沼津。
だがしかし、今回は仕事がらで、なんだか時間に追われ、また時間を持てあまし。
やっと一仕事終えた昼時に『双葉寿司』に入る。
今回はカウンターではなく、二階の座敷で駿河湾の味覚を堪能する。
さて、まずは生しらすに、サクラエビ。
ともに漁は最盛期を迎えている。
生しらすはカタクチイワシの稚魚。
早朝に出た船は午前6時過ぎには戻ってくる。
そして今現在11時20分なのだから、水揚げしてから5時間あまりしか経過していない。
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しらす船が帰ってくる
静岡の人は、生しらすは一日だけのものだという。
だから、旅人に食べて欲しい、その最たるものが生しらすなのだ。
東京にも出荷されていて、決して珍しいものではないが、ご当地で食べるものとはまったく別物。
なにしろ静岡で食べる生しらすには生臭みは皆無、苦みもほとんどない。
微かに苦いと感じるのが、むしろ心地よく。
しらすの旨味が口の中で爆発する。
今年はアユの稚魚も混ざっていないようで、もっともいい状態のものらしい。
サクラエビは駿河湾の特産だ。
相模湾でもとれるがまとまらない。
春と秋に行われる漁の、春の最盛期を迎えている。
静岡で味わうなら、なんといっても生か、釜揚げ。
夜に行われる漁が水揚げしたばかりのサクラエビ。
軍艦の上で透明感のある紅色をしている。
この生のサクラエビの甘さは独特である。
口の中で甘い香り、甘い味わい、そして旨味が一緒くたにになる。
駿河湾ならではの二かん、これがまさに絶品。
ともに夏までの味覚なのだから、今年もう一度、静岡で生しらす、サクラエビが食べられるかどうか、心配になる。
双葉寿司 静岡県沼津市千本港町
寿司ネタ(made of)
サクラエビ
英名/Sakura shrimp, Spotted shrimp
駿河湾では春は3月下旬から6月上旬(春漁)、秋は10月下旬から12月下旬(秋漁)と年二回漁が行われる。
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