寿司図鑑 1382貫目
いわしの丸ずし
いわしのまるずし / マイワシ
握り nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
西日本各地に残る、おからを使ったすしのひとつ。愛媛県東部では「いずみや」、西部では「まるずし」という。
塩と酢でしめたマイワシで甘酸っぱいおからをくるんでいる。丸く形作るので「丸ずし」でる。
愛媛県八幡浜市のものは、甘味が強く、どちらかというと、お茶請けのようなものである。
愛媛県東部の「いずみや」を漢字にすると「泉屋」で別子銅山を経営していた、住友家の屋号である。質素倹約をモットーとする京都・大阪の商人である住友家が値の張る米ではなく、豆腐の副産物であるおからをすし飯の代わりに使う工夫をした、とされている。ただし、おからのすしが生まれたのは宝暦年間の江戸の町でこれが愛媛にもたらされたものと考える方が正しいと思う。
寿司ネタ(made of)
マイワシ
英名/Sardine,Spotline sardine
古くから日本漁業の中心を担って・・・・
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