寿司図鑑 76貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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ぼうぜの姿寿司/イボダイ
ぼうぜのすがたずし / イボダイ
握り nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
晩春から夏にかけてうまいのがイボダイである。なんだかぼてっとした姿で、しかも体表は粘液に包まれている。市場で見てもあんまり食欲をそそる魚ではない。関東ではこれをもっぱら塩焼きにする。ところが関西では刺身にもするし、細々工夫してちょっと小粋な料理にも仕立てる。また四国徳島では祭りの日に姿寿司にする。どうもなんでも姿寿司にするのは徳島ならではのことのようで、マアジ、アマゴ(雨子)、アユ、サンマなど色々作られる中、「いちょううまいのんは、ぼうぜでないで」。昨日のマアジでも書いたが頭まで食べられるように酢で柔らかく締めてあるのを、当然頭からかぶりつくのが徳島流。
寿司ネタ(made of)
イボダイ
Pacific rudderfish, Butterfish
古くは庶民的な魚で一般家庭の食卓にも気軽に上ったものだが、近年漁獲量が落ちてきているので高値安定しており、スーパーなどで見かける・・・・
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