寿司図鑑 1286貫目
カツオの手こねずし
かつおのてこねずし / カツオ


三重県の郷土料理に「手こねずし」がある。カツオの産地である三重県では新鮮なカツオの切り身をやや甘めのしょうゆだれに漬け込んで、すし飯につけだれを少々加えながら混ぜ込む。
混ぜ込むとき、しゃもじではなく、手でやるので「手こね」なのである。
カツオのうま味と爽やかな酸味、そして甘味が実にいい。めっぽう箸が進むので一升くらいは作った方がいいかも。
寿司ネタ(made of)
カツオ
Striped tuna, Skipjack tuna, Oceanic bonito
また節(カツオ節)以外では江戸時代以来、昭和高度成長期までは塩ガツオ、なまり節などの四十物(塩干)として出回っていたものが主流だ・・・・
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