寿司図鑑 1412貫目
ミナミマグロ赤身握り
みなみまぐろあかみにぎり / ミナミマグロ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
河岸では「インド」である。これは昔、インド洋で大量に水揚げされていたためだ。
昔はインド洋や南半球から冷凍して持ち帰っていた。今では冷凍物もあるが冷蔵して空輸したものもある。超低温で冷凍したとはいえ、やはり冷蔵ものの方がうまい。
旬は本マグロ(クロマグロ)とは真逆で夏である。
今回のものはニュージーランド産のチルド。赤の発色のいい上物である。
すし屋の「夏の定番ネタ」のひとつ。ボクは初っぱなから赤身をお願いすることも多い。もしくは〆とか。
脂の内部分ながらほどよい酸味に口当たり、まろやかで大きいうま味がゆったりと舌の上に感じられる。
すし飯との馴染みもとてもよく、個人的には安心の一かんと呼んでいる。
寿司ネタ(made of)
ミナミマグロ
Southern bluefin tuna
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