寿司図鑑 705貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。

松江市内『大鯛寿司』の十二かん、その一白いか/ケンサキイカ

しろいか / ケンサキイカ
松江市内『大鯛寿司』の十二かん、その一白いか/ケンサキイカ
握り

ケンサキイカは関東では「赤いか」、西日本各地で「白いか」と呼ぶ。
 正反対の色で呼ぶというのが不思議でならない。
 島根県内の水産関係者にとって夏場のケンサキイカの豊漁不漁は一大問題。
 県西部では「真いか」と呼び、「イカのなかのイカ」とされている。

 松江市内『大鯛寿司』の初手が「白いか」。
 島根県東部のケンサキイカの呼び名が「白いか」なのである。
 男性の親指ほどの握りで、細長いネタには蛇腹に切れ込みがされている。
 ケンサキイカはある程度の弾力があり、シコっとして甘い。
 鮮度の良さからか、さらりとした甘味であって、すし飯の甘さと合わさってもはかなさを感じるほどだ。
 旨味は喉を通りすぎたころに、ほとんど苦みも臭みもないままふんわりと浮き上がってくる。

 すし飯の握り加減のほどよい、またネタの切り付けもきれいだ。
 この一かんが口の中から消失したとき、ボクには少々もの足りない思いが残った。
 が、しかしこれが本日の第一かん目だとしたら、次の握りに期待感を抱かせるに充分すぎる。

寿司ネタ(made of)

ケンサキイカ
Swordtip squid

ケンサキイカ
ケンサキイカはスルメイカやヤリイカよりも温暖な海域を好み、日本列島の暖流の影響の強い沿岸域からインド洋-西太平洋に広く分布する。
小型のメヒカリイカ型、中型で山陰に見られるブドウイカ型、大型になるゴトウイカ型の3型がある。また熱帯域にかけて・・・・
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