寿司図鑑 92貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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剣先烏賊/ケンサキイカ
けんさきいか / ケンサキイカ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
市場で、ケンサキイカと言われることはまったくと言っていいほどない。関東近辺から来たら「赤いか」、山陰から来ると「白いか」と、源平合戦のような呼び名をされるかと思ったら、またヤリイカよりもコロンとしているために「だるま」などとも言う。「これ全部、ケンサキイカですよ」といったらきょとんとした顔をした魚屋がいて、ひょっとしたら彼は全部種類の違うイカだと思っていたのかも。イカの中ではもっとも高いもののひとつ。夏に握るにはケンサキイカかアオリイカなんて言う寿司屋ではお勘定のことを考えてあまりパクパク食べるなんて出来ないと思うべし。さて、ケンサキイカの握りの味わいでまず特徴的なのは甘み。口に入れる、ネタが味蕾に当たって最初にくるのがそのねっとりした甘みである。甘みがあり、そして旨さが感じられる。ほどほどに柔らかい身は当然のことすし飯と合わさり、気持ちよく喉を通りすぎてくれる。
寿司ネタ(made of)
ケンサキイカ
Swordtip squid
小型のメヒカリイカ型、中型で山陰に見られるブドウイカ型・・・・
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