寿司図鑑 884貫目
わかしの握り
わかしのにぎり / ブリ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
初夏から初秋にかけて体長30㎝前後のの「わかし」が入荷してくる。
脂がなく、「ブリの味はいなだ(30㎝以上)から」と相模湾などではいわれている。
でも、この「わかし」、鮮度さえよければすしダネとして意外にうまいのである。
江戸前ずしのいいところは、一かんで完結しないことだろう。
味の強弱のあるすしダネがあって、はじめて一食として成り立つ。
「わかし」の味は「弱」にあたり、ほどよい酸味が「強」の後に生きる。
しかも、じっくり味わうと回遊魚らしいうま味もある。
これで「味の弱いすしダネ」の基本を知るのも、すし通への近道かも。
寿司ネタ(made of)
ブリ
Japanese amberjack
多くの地域で大きさによって名前が変わる出世魚。手の平に乗るサイズからワカシサイズは値がつ・・・・
市場魚貝類図鑑で続きを読む⇒