寿司図鑑 1310貫目
へらずし
へらずし / ブリ
握り nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
高知県幡多郡大月町の郷土ずし。大月町は昔、ブリの豊漁に沸き、飽きるほどにとれたという。この脂ののったブリで作ったのが「へらずし」。網を修理するときの「へら」という竹製の道具に似ているためにこの名があるともされている。同町の柏島では「へだずし」と言う。
三枚に下ろしたブリに切れ目を入れ、カタカナの「コの字」型にし、そこにすし飯を詰め込んでつくる。脂ののったブリの濃厚なうまさを、すし飯の酸味が適度に和らげ、イヤミのない万人向きの味に仕立ててある。ブリ一匹を使うと豪華絢爛である。
大月町では寒い時季のハレの日には欠かせないご馳走だという。
[御食事処 みやざき 高知県幡多郡大月町]
寿司ネタ(made of)
ブリ
Japanese amberjack
多くの地域で大きさによって名前が変わる出世魚。手の平に乗るサイズからワカシサイズは値がつ・・・・
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