寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
初秋刀魚
はつさんま / サンマ
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今年(2009年)もまた夏が来たんだな、とサンマ初入荷で思う。
高い年で1尾1200円ほど、今年は1000円ほどではなかったか?
7月10日に北海道で初サンマを見送り、11日には八王子で初入荷を見ている。
なんだか感慨深い年だな。
ただし、今年の私的初サンマは7月15日と遅れてしまった。
なにしとろ慌ただしい、忙しい、てんやわんやの日々なのだ。
今回のものは北海道釧路市産。
24尾入りで350円なりだった。
同じ日に特大が650円(1尾)だったことを明記したい。
「今年は初サンマの撮影が遅れたね」
「そうだね。このところ初日か、翌日には撮影しているからね」
今回は撮影用に購入したものではなく、『市場寿司 たか』で仕入れたもの。
ネタの切り付けが終わっているので、ほんの十数秒で出来上がる。
「どうだい、今年の初サンマは?」
「いいねー。脂がのってきているよね。トロっと溶けるんだけど、芯(皮から遠い部分)はちゃんと食感が生きているよね」
「どう、毎年言うようだけど、この時期がいちばんうまいだろ。サンマの味わいがよくわかるよね」
確かに、五十路になったせいだろうか、秋、脂ギトギトしたサンマよりもうまいと思う。
それにしても口のなかで6割型溶ける、その脂が甘いね。
ちなみに、たかさんの好みのせいだろう。
サンマをだすのも7月、8月まで。
常温で表面の脂がとろけるようになると、途端に店から消える。
「サンマもね。脂の多さじゃないと思うんだ。7月の、初物の時期がいちばんうまいよね」
寿司ネタ(made of)
サンマ
Pacific saury
サンマは北太平洋に広く分布。・・・・
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