寿司図鑑 868貫目
穴きゅう
あなきゅう / マアナゴ
握り nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
旬はわかりやすく、初夏から盛夏だ。脂がのって穴子(マアナゴ)がいちばんうまい時季だし、きゅうりも露地物が出て、安くおいしくなる
マアナゴは中国、韓国などからも入荷するが、やはり国産がいちばんだ。活魚、活け締めともに非常に高い。
特に値が跳ね上がるのが初夏。そして夏にかけて高値が続く。この高値を呼んでいるのはすし店からの需要で、穴子は夏のすしダネなのだな、と思う。
これを『市場寿司 たか』で煮穴子にして握るのだが、目先をかえてキュウリと一緒に巻いて、これぞ「穴きゅう」である。
マアナゴの脆弱なくらいの柔らかさ、そして甘さに、キュウリとすし飯の酸味が調和して強い一体感が生まれる。
「穴きゅう」は握りとは別種の味わいがある。
寿司ネタ(made of)
マアナゴ
Conger-eel
人口の多い都市部のある大きな湾(例えば東京湾、伊勢湾、三河湾、大阪湾、・・・・
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