寿司図鑑 1433貫目
さばずし
さばずし / マサバ
握り nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
富山県南砺市城端『真宗大谷派 城端別院 善徳寺』で7月22日から28日に行われるのが「虫干法会」である。寺の宝物を虫干しする、そのときの「お斎(おとき)」にだされるもの。サバを塩漬けして、塩抜きし、これをご飯とともに漬け込んで作る「なれずし」である。
富山県は比較的寒冷な土地であるので、本来は麹などを使ったすしが作られているのであるが、この城端、特に別院周辺だけが、「純なれずし」を作っている。たぶん日本海側では最北の「なれずし」だと思われる。
善徳寺では麹を使わない「純なれずし」を作るが、隣町井波ではご飯に麹を使っている。
「なれずし」としては比較的食べやすく、マサバの熟れたうま味と酸味がいい味わいである。
[城端別院 善徳寺 富山県南砺市城端]
寿司ネタ(made of)
マサバ
Chub mackerel
古く都市部では大衆魚、下魚などとされ、安くてうまい魚の代名詞だった。鮮魚としても加工品と・・・・
市場魚貝類図鑑で続きを読む⇒