寿司図鑑 1313貫目
ばらずし
ばらずし / マサバ
握り nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
丹後半島周辺、京丹後市、宮津市、与謝野町、伊根町などで作られているもの。古くは焼いたサバを甘辛いでんぶにしてすし飯にのせていた。
これを現在ではサバの水煮缶で作る。サバの水煮をフライパンなどで煎りながらしょうゆ、砂糖、酒などで味つけする。干しシイタケ、竹の子は戻して甘く煮る。錦糸卵を作る。サバのでんぶ以外の具はに錦糸卵と干しシイタケ、グリーンピースなど。いたって庶民的な家庭の味だ。
写真は宮津市のスーパー『にしがき』で買い求めたもの。でんぶはほどよい甘味で適度な水分でほろほろしている、すし飯が美味しい。いたって平凡な片田舎で売られている、持ち帰りずしだが、あなどれない味である。
寿司ネタ(made of)
マサバ
Chub mackerel
古く都市部では大衆魚、下魚などとされ、安くてうまい魚の代名詞だった。鮮魚としても加工品と・・・・
市場魚貝類図鑑で続きを読む⇒