寿司図鑑 1290貫目
さばのかぶらずし
さばのかぶらずし / マサバ

麹を使った「すし」の代表的なものだ。

石川県、富山県などで作られる「かぶらずし」のひとつ。滋賀県から北陸、東北、北海道の日本海側で作られている麹を使った「すし」のひとつでもある。
ブリを使ったものは有名であるが、高価で正月など特別な日のための「ハレ」のもの。サバを使ったものの方がより日常的で庶民的なものだ。
塩漬けしたサバのうま味がかぶらと一体化して、麹の甘さと相まって実に美味しい。やや甘口の酒に合う。
[カネナカ食品工業 石川県小松市安宅新町]
寿司ネタ(made of)
マサバ
Chub mackerel
古くは大衆魚、下魚などとされ、安くてうまい魚の代名詞だった。鮮魚としても加工品としても、魚のなかでももっとも重要なもの。古代には「なれずし」が作られ、江戸・・・・
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